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審査結果について

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最終審査結果

グランプリ

なごり雪に涼む
KSGP19059 
日本大学    横畑 佑樹
日本大学大学院 山本 壮一郎
日本大学    大石 展洋
日本大学    中村 美月
日本大学    臼杵 葵
日本大学    駒形 吏紗
日本大学    大久保 将吾

コンセプト
豪雪地として知られる横手市では、降り積もった雪はごみとして集められ、普段使われていない雪捨て場と呼ばれる空き地に捨てられる。 一方で、この地域には大雪を利用した天然の冷蔵庫である「雪室文化」が存在する。 雪捨て場に雪室文化を挿入することで雪と人のたまり場が雪の価値を転換していく。

 

準グランプリ

水上ノ民、水辺ニ還リ、  
KSGP19202
工学院大学 朱 純曄

コンセプト
中国の高度経済時代の背景により、多くの水の民が陸に上がった。 水の民は、生活の場を失い、また、漢民族から、「蛋民」という言葉で差別される。 陸の民と水の民の間には高い境界が存在している。 しかし、近年、水上文化は非物質文化遺産として登録され、陸の民が再度認識し始める。 本案は、今まだ残っている水の民の生活風景を残していくことを目的に提案する。


3位

食寝再融合
KSGP19114
九州大学大学院  原 良輔
九州大学大学院  山根 僚太  
九州大学大学院  荒木 俊輔
九州大学大学院  宋 萍
九州大学大学院  程 志
九州大学大学院  赵 南
東京大学大学院  田口 未貴

コンセプト
西山夘三が食寝分離論を唱えて70年、団地計画は生活が大きく変化した高度経済成長期以降も変わることはなかった。現在の多様なライフスタイルに対応するため、転用論を再考し畳のフレキシブル性に着目した。殺風景な団地の共用部に畳を挿入し、様々な都市機能を許容する新たな団地像へと刷新する。

4位

傷のあとの建築
KSGP19106
金沢工業大学大学院 三島 みらの

コンセプト
長い歴史を持つ町家が並ぶ金沢東山。現代人にとって町家はその狭さや老朽化から役割を終えて消えていく。町家が無くなりできた空きは町の「傷」のようだ。私たちが傷から何かを学ぶように、傷は治り傷跡は残るように、町の傷を再生するのでは無くそこに起きていた変化をも許容する住宅を提案する。

5位

拝啓◯◯様. ー 時に囲われたあなたの居場所 ー
KSGP19107
日本大学    加藤夏乃
日本大学    福井優奈
日本大学    水野有人
日本大学    河本耀杜
日本大学大学院 佐藤 裕二郎
日本大学大学院 外山純輝

コンセプト
観光地化に伴い多くのテナントが出店する通り沿いと、 その奥にひっそりと暮らす旧来の住民という構図に着目した。 保存の対象である街区の表皮には手をつけずに,、街区の内部に住民のための施設を新築。 ヒアリング調査によって希望を紡ぎ出し、今は無い煉瓦造の防火壁と絡め、それを実現する。

6位

相反する地表
KSGP19049
北海道大学大学院工学院 池田 昇太郎

コンセプト
万博公園では 3 つの時代に渡り地形が改変されてきた。 戦後日本の軌跡を象徴するこれら 3 つのレイヤーを重な合わせ断面を暴く空間を創出する。 かつてここが最新技術と英知が集積された場であった記憶を呼び起こしながら、21 世紀を生き る我々の文化的土壌を見つめ直すために。


6位

石蔵の停留所 -木骨石造による軟石と木造軸組の活用システム-
KSGP19074
新潟大学大学院 小島 厚樹

コンセプト
マチの空洞化により各戸が所有していた石蔵の顕在化が起きている。石蔵の点在性に着目し、バス停としてマチのネットワークに組み込む。少しの待ち時間利用する停留所で住民同士が時間を過ごせる場になる。石蔵はまた時間をつなぐ建築となる。せわしないこの世の中でバスをあえて一本送らせてみる

 

8位

町家第五世代 〜新・町家の類型学〜
現れる漁景-ダンチを核とした暮らし縁による隠居慣行の再考-
KSGP19093
金沢工業大学大学院 森 大輔
金沢工業大学大学院 塚越 喬之
金沢工業大学大学院 三島 みらの

コンセプト
現在の金沢市は都市計画や人口減少に伴う敷地の統合などによって藩政期から続く区画が壊されている。そうした土地には商品化住宅の建設や駐車場の利用がなされる。 本提案では、金沢の建築的資源である「町家」の可能性を再考し、近代化以降変化した敷地に対して「第五世代」となる町家を提案する。


 

8位

鳥のいる日常-人と鳥のための建築によるグリーンインフラ空間の再編- 
KSGP19138
東京理科大学大学院 高梨 淳

コンセプト
人と鳥は歴史とともに空間を共有し、生活をしてきた。しかし現代ではどうだろうか、人と鳥は互いに関係し合っているだろうか。 現代における人と鳥の関係を見つめ直し、人と鳥のための建築群を提案。それらの建築が鳥により繋がりグリーンインフラの再編をする。

 

10位

「駿府の城」
KSGP19121
東京理科大学 落合 諒
東京理科大学 常泉 佑太

コンセプト
城は人を惹きつける不思議な魅力がある。現在、天守が姿を消したままの城下町が多く存在し復元が望まれている。しかし、駿府城のように復元に必要な資料が存在しない場所では、何を元に復元すべきなのであろうか。私たちは、かつての姿を単に復元するのではなく、新たな「駿府の城」の構築を目指す。

 

10位(SNOU推薦枠)

歩車分離、歩水融合
KSGP19006
熊本大学大学院 内川 公貴

コンセプト
古くから佐賀のまちを支えてきながらも現代では役割を失い、まちの裏側に隠されてしまった用水路クリーク。車社会に対応できず事故の絶えない佐賀にて、クリークを歩行者通路として再編することで歩車分離を計画する。クリークは再び盛り場となり、佐賀の景観の主役となる。「クリークのまち佐賀」がここに蘇る。

 

 

 

一次審査

10月15日(火)に二次審査に進む40作品が決まりました!
” 歴史的空間の再編”というテーマに対して、場所や物事の歴史だけでなく、建築様式の歴史も含めた解釈がどのようになされ、バランスを取っているのか。そのような視点から、11月23日(土・祝)の二次審査に進むべき作品を選出した結果、これら40作品がふさわしいと決定いたしました。

審査結果はこちらからアクセス(PDF)

SNOU推薦枠

SNOUスタッフ全員による審査 

10月27日にSNOUスタッフによる審査が行われ、SNOU推薦枠になる上位15作品が決定しました。(SNOU推薦枠の詳細はこちらから)
 審査結果はこちらからアクセス(PDF)

最終審査結果 

11月23日にsnou審査員による巡回審査とディスカッションが行われ、snou推薦枠の最終審査結果が決定しました。
審査結果はこちらからアクセス(PDF)