前夜祭・記念講演 開催日:11月17日(土)
※随時更新予定
【全体テーマ】「歴史的空間と工芸」
金沢のまちは、時代の重層した歴史的空間を都市構造とともに残しています。その個性的な空間を舞台に、固有の文化・伝統工芸が育まれてきました。例えば、武家屋敷や金沢町家をはじめとした歴史的建造物には、工芸が職人の手業として数多く残っています。また、工芸を用いて“茶の湯”文化を楽しむことは、歴史的空間の伝統的なしつらえを感じられる取り組みであり、脈々と現在に至るまで引き継がれ、金沢の一つの大きな魅力となっています。 長年にわたり、金沢では固有の工芸を活かし、伝統的な建築や文化が継承されてきました。また、歴史的空間が工芸ショップや工芸作家のアトリエ等として活用されるケースも増え、歴史的空間が再評価されています。 このように建築と工芸の関わりは、多様性を持ちながら、金沢に暮らす市民の生活を豊かにしてくれています。
建築ツアー
【テーマ】【建築文化や生活文化における多様な工芸との関わり】
建築ツアーでは、金沢の工芸が活かされている建造物を見学し、建築文化や生活文化における多様な工芸との関わりについて学びます。さらに、陶芸作家として世界的に活躍されている中村卓夫邸の見学や解説を通して、歴史的な建造物を飾る工芸の魅力を感じていただきます。
・建築ツアー
【参加費】無料
【参加定員】10名
【集合時間・集合場所】9:50 金沢駅兼六園口(東口) 鼓門の下に集合
12:45-13:30 昼食 【45分】
14:00-15:00 中村卓夫邸の見学 【60分】
【注意事項】 ※建築ツアーでかかる交通費は全てこちらで負担いたします。
※建築ツアーに参加するには、申込みが必要です。10名を超えた場合抽選があります。
※下記掲載の宿泊に申し込まなくても10:30-15:00の建築ツアーのみ参加することができます。
※昼食はこちらでご用意いたします。
中村 卓夫 (なかむら たくお) 陶芸家
略歴
1945年 | 金沢市生まれ。茶陶の名手と言われる中村梅山の次男として誕生。 |
1978年~ | 父から作陶を習う。 |
1980年代後半~ | 個展、招待展に作品を出展。 |
2000年~ | 独自の解釈を基に、”うつわ”と空間の関係領域を創り上げている。 |
宿泊
【宿泊費】無料
【参加定員】10名 ※申込み必要、10名を超えた場合抽選があります。
【日時】11月17日(土) 20:00 チェックイン、 11月18日(日)7:30 チェックアウト
【場所】まちやゲストハウス (石川県金沢市横山5-2)
【施設説明】
〇昔の町家を改修していますので、お風呂、駐車場、エアコン、インターネット等の設備はございません。
〇お風呂はみろく温泉を使用してください。(入場料金440円)(閉店 23:30)
〇タオル、シャンプー等はご持参いただきますようお願いします。
〇建物内は禁煙です。
〇お庭への出入りはご遠慮願います。
〇駐車場はございませんので、もしお車で来られる場合は、街中のコインパーキングをご利用ください。
建築ツアー/宿泊申込み
【応募期間】 10/11(木)から10/24(水)まで
※応募期間が終了しました。ご応募ありがとうございました。
地図
記念講演&トークセッション
【テーマ】【歴史的空間の中にある工芸、工芸の中にある歴史的空間】
記念講演・トークセッションでは、「歴史的空間の中にある工芸、工芸の中にある歴史的空間」をキーワードに、工芸との新しい関わり方や建築と工芸の可能性にふれながら、議論を展開していただきます。
【参加費】無料 ※申込み不要
【日時】11月17日(土)16:30 - 19:00 終了予定(延長最大19:30)(180分)
【場所】金沢学生のまち市民交流館 交流ホール (金沢市片町2丁目5番17号)
【講演者】
〇鞍田 崇 氏
(明治大学准教授/哲学者)
〇倉方 俊輔 氏
(大阪市立大学大学院准教授)
〇岩瀬 諒子 氏
(岩瀬諒子設計事務所代表/東京藝術大学教育研究助手)
【モデレーター】
〇松田 達 氏
(武蔵野大学専任講師/松田達建築設計事務所代表)
※前夜祭タイムスケジュール(フライヤー)のダウンロードはこちらから
※前夜祭に関してご質問等ありましたら、 gakuseidantai.snou.planner@gmail.com までご連絡ください。